ポップンリレー劇場：5幕目

>晴菜汁印さん
スレ立てありがとうございます。もう5幕目ですか・・・

エンプレスが指を鳴らすと、空から何か降ってきた。それは5体の銀色のロボットで、機体に取り付くやいなや、ノコギリ腕で機体を壊しにかかった。

ニャミ「ちょっとこれ、バズ・ドロイドじゃない！？」

アシュレイ「何だと！？早く叩き落すんだ！」

ミミニャミは、すばやくバズ・ドロイドを落としにかかった。（バズ・ドロイドとは、スター・ウォーズEP3に登場した分離主義者のドロイド兵器で、敵の戦闘機にへばりつき、機体を壊すという厄介なやつです）

ミミ「ふう…何とか全部叩き落したけど、ヒューさんに大分差をつけられちゃったよ…」

ニャミ「機体の損傷はたいしたことなくてよかったけど、この先どんなペナルティが待ってるんだろ…」

アシュレイ「ミミ、石炭をどんどん焚け。スピードを上げて次のクイズポイントまでに少しでも差を縮めるんだ。」

その努力の甲斐あってか、次のクイズポイントに着く頃には、差は5メートルくらいにまで縮まっていた。そのとき、クイズを受信するための通信機から声が出た。

メル「クイズ・タ〜イム！今回のクイズは、芸能です！」

アシュレイ「芸能か…ミミニャミの得意分野だな。」

メル「問題です！」

続く。激しいデッドヒート、期待してますよ。（5・17修正）

その頃、観客席。

睦月「でもさ、ゴールをマジックアカデミーにしたら、むこうに迷惑かからない？」

ユリ「それなら、もう連絡したわ。」

ピロピロピロピロ(携帯の着メロ)

ルキア「(ピッ)もしもし？あ、サツキ先生？」

サツキ「ルキアちゃん？例のゴール、たった今完成したところよ。」

ルキア「ホントですか？ありがとうございます！」

サツキ「ええ。ミランダ先生なんか張り切っちゃって、レースの様子を映すモニターまで準備してたのよ？」

ルキア「あの人、お祭り好きですもんね。」

サツキ「生徒さんたちも皆レースに釘付けよ。今日がテストじゃなくて良かったわ…じゃあね。」

プツッ

一方、レースは。

メル「問題です！この実験器具はなんと呼ぶでしょうか？」(細長い目盛つきガラス製筒の写真を掲げる)

アシュレイ「簡単だな。メスシリンダーだろう？」

メル「せ…正解。」

次の瞬間、エンプレスチームの機関車の上に巨大なたらいが落ちてきた。

ヒュー「うわっ！」

ニャミ「ドリフかよ！」

ミミ「さらに加速するよ！」

今度はミミニャミチームのほうがリードを広げた。負けじとヒューも機関車を加速させる。そして、ミミニャミ8メートルリードで次のクイズポイントに着いた。

メル「文系の問題です。以下の武将を関ヶ原の戦いで東軍か西軍かどっちの側についたか振り分けなさい。」

福島正則　小西行長　黒田長政　大谷吉継　島津豊久　細川忠興

ニャミ「えーと、福島正則と黒田長政、細川忠興が東軍、小西行長、大谷吉継、島津豊久が西軍だ！」

メル「うっ…正解…」

続く。(6月13日加筆)(7/7また加筆)

メル「問題です。トランプのマーク『スペード』は何を表しているでしょうか？」

ヒュー「スペードか？答えは『剣』だ。」

メル「正解！ヒューさんサイコー!」

ニャミ「しまった…」

次の瞬間、巨大な腕が上空から現れ、ニャミたちを叩き潰した。

ニャミ「ぎにゃー！」

ミミ「うわ！」

アシュレイ「うおおお！」

一方、観戦していたマジアカ組。

アイコ「あれって遊戯王の地砕き？」

ハルト「どうみてもそうだろう。」

クララ「あと何のジャンルが残ってましたっけ？」

セリオス「今ライフスタイルが終わったから…スポーツと社会だな。」

リディア「…(もし、このレースが私たちの注意をひきつけておくためのものだとすると…)」

アイコ「どうしたんですか先生？」

リディア「な、何でもありません。(いやな予感がするけど…まあいいかな。)」

一方レースは、ヒュー側が一気に差を詰めた。

ニャミ「うう…まずいな…」

メル「次の問題は、スポーツです！では問題！」

続く。マジアカ組を出したのは単にアイコを出したかったからです。